おじさんは高級魚!?値段はどのくらいするの?

『おじさん』という変わった名前の魚。一瞬、コイに2本の長いヒゲが生えたように見える気がしませんか?このおじさん、実は高級魚として取引をされています。おもしろい見た目&名前なのに、何で高級魚といわれているんでしょうか?また、値段はどのくらいするのか?をご紹介します。

おじさんは高級魚!?

おじさんって何で高級魚といわれてるんでしょうか?

おじさんの主な産地は、鹿児島県や沖縄県です。関東近郊のスーパーなどでは入手困難でなかなかお目にかかれないこともあるのか、価格もそれなりなんです。沖縄や奄美大島では一般魚として、スーパーで販売されていることもあります。ただ、お値段と比較して味の方も上品な美味しさなので、価格に比例していないなんてありません。

おじさんの値段

元々、おじさんの値段はキロあたり400~500円と安く、雑魚扱いまでされていた魚だったんです。では、おじさんの市場価格はどうでしょう?最近ではおじさんは次第に値段が上がってきていて、築地では卸値キロあたり、1,000円~1,600円程度することも!超高級というわけではないですけど、魚価格が値下がり傾向にある現代にしては、値段の安い魚ではないですよね!

刺身用のおじさんは、大体500~800円で売られています。実は、おじさんは観賞用として楽しまれたりもするんです。その場合、1匹1,800~2,000円で発売されていることもあります。おもしろい見た目を見て楽しむだけでなく、特徴でもある長いひげで底面の砂をかき混ぜてくれるので、お掃除屋としての役割もあるんです。

おじさんを釣ると無料で食べられる

おじさんを何とかして無料で食べたいのであれば、『投げ釣り』か『ルアー釣り』をしましょう。

おじさんだけをピンポイントで狙って釣ろうと考えると少し難しいですが、キスと一緒に釣れることがあります。餌にはイソメや、貝のむき身を用意しましょう。

おじさんは南の魚であり、温い海を好みます。伊豆諸島や南西諸島にも多く生息しています。一年を通じて釣ることが可能。ベストシーズンは6月~10月なので、機会があれば狙ってみるといいですね!

おじさんの味は逸品

実にユニークな名前&見た目のおじさんですが、お値段と比例して味の方も天下一品なんです。ほのかに甘く香る白身はクセがないので、煮る・焼く・刺身・和風・洋風何でもいけます。また、皮にも旨味があるのでかなり美味しいという特徴があるんで、皮ごと調理をして食べるのがおすすめです。

ぜひ、沖縄に行ったときには一度食べてみてください。

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