おじさんって魚はさばき方はどうすればいい?

おじさんって魚、おじさんだけあって脂もぎっしりのっているから「加齢臭すごそう!」と思いきや、上品な旨味が広がるお味!「皮」にはほのかに甘みがあり、「身」には旨味があってめちゃくちゃ美味しいんです!けれど、さばき方ってどうすればいいのでしょう?この記事では、おじさんのさばき方についてご紹介します。

おじさんって魚のさばき方

お店で買ってきた時に「ウロコ」や「エラ」「内臓」の処理がしてあるなら、あとは三枚おろしをするだけですが、例えば自分で釣ってきたりした場合、さばかなければなりません。

おじさんは簡単にさばけますよ!

【おじさんの下処理】

  1. まずはウロコから。ウロコは大きめで薄いので、手でも簡単に取ることができるくらいです。もちろんウロコ取りや包丁でもOK!ウロコ取りは、後片づけの手間やストレス防止のためにも、飛び散り防止機能付きがおすすめです。しゃっしゃっと削いでいきましょう。
    おじさんは皮がホント美味しいんで、ウロコをしっかり落とすことがポイントです。見落としがないかよく確認しましょう。
  • 次に頭を落とし、内蔵、エラを取り除きます。おじさんは、カニなどの甲殻類を主食に食べるためか、他の魚よりも腹わたが少し臭めです。海底を探る魚の特徴だともいえます。なので匂いが身に移らないようにするために、内蔵を傷つけずさっと処理をした方が良いでしょう。ササラを使ってキレイに処理するといいですよ!丁寧に落としましょう。
  • 下処理をしたらおじさんの水分を落とし、キッチンペーパーに包んだ後ラップをし、チルドで保存してもOK。どの魚にもいえますが、1~2日寝かせることで旨味が増しますが、おじさんは特にその傾向が強いです。
  • 次に三枚おろしをします。おじさんの身は柔らかめですが、白身の中では身が締まっている方なので、見崩れはしにくいでしょう。ただ、皮を剥ぐ時は気を付けましょう。おじさんの皮はとても軟らかくちぎれやすいので、包丁をしっかり寝かせて剥ぐのがコツです。あとは「腹骨」と「中骨」を取りましょう。血合い骨はピンセットか骨抜きで抜いた方が取りやすいですよ。
  • 次に生臭さを取るひと手間をかけましょう。魚の生臭さは「トリメチルアミン」と呼ばれる成分が原因です。この成分は水に溶けやすいので、水でさっと流しましょう。洗うことで臭いがとれます。その後、おじさんに少量のお酒と塩をまぶし、キッチンペーパーでふきとりましょう。食べる直前までは再びチルドに入れておくと美味しく食べれます。

一度聞いたら忘れられないネーミングの「おじさん」ぜひ食べてみてください。

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